※このプレイ日記は2013年11月8日に後援者のカワウソさんが製作したものです。




第897弾





太陽のしっぽ











 自由って何さ!!



 いきなりなんですか?



 尾崎豊聴いてたらなんか無性に叫びたくなったんだよ。ちきしょう!

窮屈な世の中だぜ!



 
スティッキーフィンガーズ!!開け!ジッパー!!












 自由とは何か?か、
この依頼を調査すればその答えに近づけるかもしれんぞ?



 あ、チャックのカッパさん。で、どんな依頼なの?



 何度も言ってるが私の名はブチャラティ。
依頼内容を読み上げるぞ。











福岡市南区にお住まいのペンネーム 

『盗んだバイクを盗まれた』さん 15才


こんにちは オレ、世の中の大人たちが作ったルールに縛られたくないんス。

自由な世界で羽ばたきたいんス。つーかそもそも自由ってなんスか?

このゲームをクリアしたらその答えが出るらしいんスけど、

自分、ピーワンミニしか持ってないんで無理ッス。

んじゃ、夜の校舎忍びこんで窓ガラス割ってくるんで、あと夜露死苦。













 、、、なにこれ?



 強引にまとめますと
ゲームを代わりにクリアしてくれ、ということですわね。



 そういうことだ。そして、そのゲームとは、、、
これだっ!!












今回、カワウソ課が挑戦するのは、『この世で最も神ゲーに近いクソゲー』、

『早すぎたモンスターハンター』と称されるプレステ1ソフト、『太陽のしっぽ』。











その衝撃的なエンディングから今もカルト的な人気がある、、、にも関わらず、

中古ならワンコインで購入可能な不思議なゲームである。










 プレイの前に1つ注意しておく。
『気にするな』

この『世界』に呑まれるぞ。



 そんなにヤバいゲームなの?
大丈夫!基本、何も考えずに生きてるから♪

早速やろう!
スイッチおーん!














まずは『セーブデータの名前』を決める。
いきなりサイコなイラストがお出迎え。









 
ヤバい匂いがぷんぷんするよ〜(汗)、、、よくみると『ヌ』がなくて

『メ』が2つあるんだけど、、、



 カワウソよ。そんな細かいことをツッコンでたら、この先30分も持たないぞ。












お次はキャラクターセレクト。

最初は3人しか選べないが、人口が増えると、
すごい顔の人達を選ぶことができ

そして何の説明も無しに大自然に放り出される。











 、、、で、どこに行けばいいの?



 え〜説明書によりますと、このゲームの目的は、

『マンモスを倒し、象牙で太陽のしっぽまで届く塔を作ること』らしいですわ。

フィールドの『和菓子』や獣の『肉』を食べることで能力がアップするそうですよ。










  


 さらっと言ってるけど、
原始時代に『和菓子』ってことはないだろ。



 カワウソよ、、、気にするな。 



 、、、はい。



 カワウソさん。とりあえず北を目指してみてはどうでしょう?

マンモスといえば『寒いトコ』でしょ。



 そうだね。マップもないし、まずは北に行こう。広大なフィールドだから、

□ボタン押しっぱなしでダッシュできるのはものすごくありがたいよ。

っ!?
あれ?あれれ?原人君が動かないよ〜!?










太陽のしっぽ、、、このゲームの最大の特徴それは夜になると勝手に『寝る』。

しかもその間は、どんなにボタン連打しても起きません。

睡眠時間約20秒(汗)。











たとえ断崖絶壁であろうと、、、寝る!









たとえサーベルタイガーに囲まれても、、、寝る!













 
勝手に寝るなぁぁぁ!!






このように本能にやたら忠実な原人君ですがフィールド同様広い心で、

マンモス目指して北へ向かいましょう。







 現れましたわ!マンモスです!













 ここであったが百年目!!
象牙はいただく!かぁ〜くぁ〜ごぉ〜!!











 
あべし!?











さすがにマンモス相手に真っ向勝負を挑んでも勝ち目は薄い。

食糧を食べまくり武器の性能を地道に上げるか、あるいは、、、













投擲っ!!











 

一定の距離をとり、

そこらへんの石やら木材を手当たり次第投げつけるガッツマン戦法が有効。












 
美味しそうなリンゴも立派な投擲武器。食べれない果物なんぞ投げつけてやるわっ!!













 その意気だ、カワウソ。
知恵の実をあえて食べないところに深いメッセージ性

のようなものを感じるが気にするな!!









 

 うん!なんか変な生き物もいたけど気にせず食っちまえ♪
悪、即、斬〜!!











そんなこんなで象牙を狩ること約30回、いよいよ塔を登り『太陽のしっぽ』へ。






 いよいよエンディングか♪










 

- エンディング全文 -


ある日こんな夢を見た。

私達は自然と一体になって生きている。

水は私達生命の源なんだ。

大自然に抱かれる私達は、その中から発せられる息吹を感じぜずにはいられない。

私達は自らの生活を水中へと移していった。

人は新たな環境に体を適応させていく。

それは全ての生物が歩んできた道なのだ。

酸素を得る緑色の髪がそれを表していた。

もう大地を歩くことのない足は退化していったけど、

新たな生活の中でそれに変わる心と体が生まれていた。












 なんか、、、凄いね。



 いきなり哲学のお話になりましたわね。それに同じゲームとは思えないイラスト。

結局
『自由とはなんなのか』よくわかりませんでしたわね。



 とりあえず1つだけわかったことは・・・
『原人の自由はプレイヤーの不自由』。












このような難解なエンディングが全9種。

プレイヤーの意思を無視し勝手に寝る原人君。

ゲームキャラクターがプレイヤーから解き放たれ1つの自由を得たことを表現している、、、

ような気もします。

面白いかと言われるとなかなか難しいですが、たまにはこんなゲームもいいですよ♪





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