※このプレイ日記は2020年5月1日に後援者の柳さんが製作したものです。
正直に申告すると・・・
従来通りの、流れに沿うプレイ日記を作成するのに、
少々飽きてきている
なので、今回は趣向を変えて、時系列をある程度追いつつ、
短編集のような構成で作成していきたいと考えている
この試みが成功するか、それとも失敗に終わるか
それは皆様の評価を待つしかないわけだが・・・
まぁ最近閲覧者数も少ないしなw
柳 「今のロングソード連合は、半ば佐賀競馬応援サイトですもんねぇ」
隊長 「いや〜そういうつもりじゃないんですけど」
隊長にHP運営以外でアツくなれる物がある
掛け値なしに、それは素敵な事だと思いますよ、ワタシは
ヴェゼルサーガ
”ガードリーダー隊長の章”
第2038弾
メガドライブミニ
PartA
【1・隊長との再会】
博多到着は、出発より約20時間後
よく晴れた昼下がりの頃だった
住処から1100キロ彼方の見慣れた風景
近付くにつれ、カーナビ無しでも走れる事が、素直に嬉しい
合流時刻まで中途半端に時間を持て余した我等は、
最寄りのパチンコ店に車を向けた
柳 「競馬が無くなった分、ここで小博打でも打つか」
フジオカ 「ああ。エエ暇潰しじゃわ」
で、柳あっさり玉を呑まれ戦線離脱
実はパチンコのシステムをほぼ理解していないフジオカを放置し、
車に戻るw
『コレどうしたらイイんだ?』といったHELPの連絡を
軽快にスルーし、車内で仮眠
絵に描いたような最低の野郎であるw
柳 「隊長はさぁ・・・再会の時、毎回恒例で握手すんのよね」
フジオカ換金後
二人して車内で天井を眺めていると、ぼんやりと柳は呟いた
柳 「アレさ、言葉以上のモンがあんだよな」
フジオカ「ほ〜ん」
あの恒例は、いつからだっけか?
最初は違ったような気もするし、いや、一番最初から
そうだった気もする
違ったのは、今はもう遠い『第一回東京オフ会』の時だ
あの時は、”柳が合流すると同時に、隊長が柳を蹴る”という
茶番を仕込んでいた
我ながら小賢しい事を考えたものだと気恥ずかしく思う
そして実際、あの茶番は滑っていたw
むしろ、参加者の方々の記憶にすら残っていないのではないだろうか
今だから言うけれど
あの時、恐らく隊長には緊張があったのだろう
半笑いで蹴ってくるくらいだと思っていたが・・・
まさかの真顔w
まぁ、人通りもわんさかな秋葉原の真っ只中だったしなw
そうして、今回も再会の時が来る
パチンコ店から隊長宅迄は僅か数分
隊長曰く
『駐車した事があるのは、ほぼ柳とカワウソさんだけ』
という駐車場に車をバックで向けると、すかさず隊長が玄関から
出てきて誘導を始める
隊長 「お久しぶりです!」
この一瞬で、あの日、あの時の続きからオフ会が始まる
NEW GAME
⇒ Continue
OPTION
ニューゲームじゃない
いつの頃からか、オフ会は毎回コンティニュー
始まりはいつも、隊長の掌から
・・・本当は、蹴ってくるくらいが、面白いのだけれども
【2・隊長の家とご家族と】
隊長宅上陸にあたり、毎回気が引き締まるのは
奥様へのご挨拶の瞬間だ
余計な気遣いだと、隊長は笑うかもしれないが、
『何故こんなに何度も来訪と宿泊が許されているのか、
その理由が分からん(汗)』
というのが、柳の正直な感想なのである
余程、隊長の日々の”亭主・父親営業”が優秀なのだろうw
当然ではあるが、会う度に大きくなる隊長Jr
これまで、年齢不相応な漢字が読める事に驚いていたが、
今回はそれに加えいくつか英単語まで読めていたようで、唸らされた
≪BOKENASU収穫祭≫
肩車して歩いたのが、最早懐かしい
隊長Jr 「最近、肩車はもう飽きた〜」
・・・なんだか、少し寂しかったよ(苦笑)
相変わらず電車が好き、プロ野球が好きとの事だったのだが・・・
奥様 「最近はロッテのファンなんです」
柳 「あれ?オリックスは?」
奥様 「なんだかロッテの応援がイイらしくて」
まさに”んほーーーーー!!”だよw
なんでも、オリックスの応援スタイルは保守的
ロッテはサッカーを手本に随分革新的なのだとか
そう言えば、隊長も手記で
”ゲーム音楽を使うロッテ応援団”
みたいな動画を紹介してましたっけね
さて
隊長宅で今回心底驚かされたのは
階段がミュージアム状態になっていた事だ
フジオカ 「うお、なんか店みてぇ」
柳 「おお。ヴィレッジヴァンガードの店内みたいだなw」
プラモやフィギュア
ポスターにカード
更にその他様々な雑貨小物などなど
主役は勿論
佐賀競馬パドックで翻る、かの横断幕だ
フジオカ 「ん〜・・・飾り方ががプロっぽい」
柳 「まったくだ。わしが真似しても画鋲で張り付けて
仕舞いじゃろうなw」
驚くべきは、既製品ばかりでなく、奥様お手製のグッズも
数多置かれているという事
買ってきた物品を、ただ並べているなどというレベルではない
フジオカ 「うおぉぉぉ・・・これは凄ぇ」
柳 「このセンスは素人じゃ無いなw」
ただ、気になる点がいくつか
フジオカ 「出たフジオカダッシュw」
柳 「ヤナビスコもあんぞwなんだよこの雑多感はw」
奥様のハイセンスに、隊長のエッセンスが入り混じる
まさにカオス状態w
『ロングソード連合がHPから飛び出した』
そんな雰囲気を持つ隊長家の階段
・・・注意する点が一つだけ
柳「 地震で揺れたらこの辺全部倒れてまうやろな(苦笑)」
フジオカ 「こ、怖ぇ〜通る時、色々引っ掛けそうやわ」
柳 「デブだと尚更だな」
フジオカ 「うるせぇよw!」
≪大人しく歩きましょう≫
【3・隊長と競馬トーク】
柳 「しっかし右も左も馬だな。随分染まりましたねぇw」
隊長 「我が家では土日はBGM代わりに、大抵野球か
競馬中継を流してますよ」
隊長 「中央が終わっても佐賀競馬、お次はばんえい競馬、
そして高知競馬と続きます♪」
柳 「おぉ、ニンテンドーswitchでネット中継が見れるのか」
隊長 「任天堂さんには悪いが、ウチで”競馬中継機”
として使ってるんだよ」
趣味に熱量ゲージみたいなのがあるとすれば
競馬への熱量
今の隊長は、明らかに柳より上だ
贔屓の馬の応援の為、
越県してまで競馬場に出向く行動力など柳には無いw
それに付随して、隊長の地方競馬知識は肥大の一途を辿っている
隊長と会話していると
『いや〜詳しいなぁ』
『どこで調べたんだろう?』
『てか、そんな情報知らねぇよw』
的な驚きと笑いを禁じ得ない
が、その一方で・・・
柳 「トライアルの勝ち馬が出揃い始めると、ああ、春の
クラシックシーズンだなぁって感じですなぁ」
隊長 「クラシック・・・」
隊長 「まずは飛燕賞ですね♪」
柳 「佐賀競馬ならなwじゃあ中央のクラシックレースは?」
隊長 「え、え〜っと・・・菊花賞?」
柳 「いきなり最終戦じゃねぇかw」
≪中央競馬に関しては8ビット並(苦笑)≫
そう、隊長は日本でも(恐らく)数少ない、中央競馬の事に
詳しくない地方競馬ファンなのだ
『他はなんだっけ?』
と、隊長が振り返ると、奥様がすかさず助け舟
淀みなく三冠レースを挙げると、隊長は『へぇ〜』と感嘆
何でも、奥様の方はノーマルに中央競馬がお好きなのだとか
オフ会の前後では『GU 弥生賞』が開催
柳 「三冠レース初戦『皐月賞』と同じ競馬場、同じ距離で
やるんです。まさに前哨戦ですね〜」
隊長 「弥生賞・・・ヤヨイショウ?」
全く分かってないw
が、奥様から
『”ウマ娘”でスペシャルウィークが勝ったレースよ』との一言
≪牡馬まで美少女w≫
さすが、隊長家を競馬中心生活に引き摺り込んだ名作アニメだ
柳 「今年から弥生賞は”ディープインパクト記念”の名称が
入ったんだよな」
日本競馬史上、最強馬は?
その問いに捻くれる事無く答えるなら、
まぁディープインパクトで間違いないだろう
ただ・・・
≪どこにタキオン要素がw?≫
柳 「同じ弥生賞勝ち馬なら、『アグネスタキオンこそ最強!』
・・・って言っておけば、ちょっとだけ競馬通っぽいよw」
生涯戦績僅か4戦4勝
しかし、その4戦で伝説となり、”幻の三冠馬”とまで言われた
アグネスタキオン
余談だが、柳の競馬の師が
『タキオンこそ最強』を唱え続けていたので、
柳としても思い入れは強い
首を捻る隊長を横目に見ながら、
『まぁ、どうせ知るまい』と肩を竦めると・・・
『ほら、ダイワスカーレットの父よ』
などと奥様が言い出すもんで、
柳は『おお!詳しいッスねw!』と嬉し気に声を上げた
かたや佐賀競馬偏愛の隊長
かたや中央競馬もお好きな奥様
お互いに競馬情報を交換するといった夫婦の会話があるのだとか
柳 「仲良いッスね〜」
隊長 「子育てを共にする戦友みたいなもんですw」
馬券よりグッズ、ギャンブルより応援に重きを置く競馬との距離感
競走馬や騎手の事を語る言葉の端々には、
競馬への愛情が滲んでいる
週末
きっと今日も隊長宅では、日本のどこかの競馬場風景が流されている
≪ウマドンナのこの子もダイワスカーレットがモデル≫
【4・隊長とツネライデン】
皆さん、この馬の事をご存知だろうか
”鳥栖のサンダーボルト”
”稲妻の長剣馬” ”雷撃騎”
などといった二つ名を誇る(大嘘)佐賀競馬所属馬
それこそが”ツネライデン”である
〜〜博多への移動中での会話〜〜〜
フジオカ 「隊長が応援してる馬、なんだっけか?」
柳 「ああ。ウサギノワルツとツネライデンか」
フジオカ 「強いの?」
柳 「ワルツは、下のクラスだと勝ち負けを期待で出来るレベルだな。
実に応援し甲斐のある一頭だ」
フジオカ 「もう一頭は?」
柳 「ツネライデンは・・・」
柳 「まぁ・・・贔屓目に見ても駄馬だな(汗)」
何故、隊長がツネライデンを応援する気になったのか
それが明言された事は無い
が、恐らく、”ライデン”のフレーズに惹かれたのが
大きいのではないだろうか
フジオカ 「どゆこと?」
柳 「その昔、中央に殴り込んだ地方馬”ライデンリーダー”
ってぇ馬がいてな」
フジオカ 「ガードリーダーとライデンリーダー・・・つまり
親近感?」
柳 「そんで、目の前に”ライデン”の名を持つ馬が現れたんじゃ、
そりゃ応援したくなるわな」
残念ながら、1勝も上げる事無く引退していった”マインダダ”
マインダダであっても、
柳は『いつの日か勝利を!』と期待していた
が、ツネライデンにあっては
『何故あの馬を応援するんですかい(汗)?』
と当初から及び腰であった
隊長は語る
隊長 「応援するかどうかは、まずその馬主の傾向を調べるんです」
柳 「馬主ぃ?なんでまた?」
隊長 「走らないと見るや、直ぐに損切りするような馬主だと怖くて
応援出来ないですよ」
柳 「な、なるほど・・・!」
ツネライデンの場合はそこはある程度クリアしているのだというだが・・・
正直楽観視は出来ない
そんなツネライデンのレースが、オフ会最終日
解散直前の、日曜の午前中に行われた
無観客レースという事もあり、現場での応援は叶わないが
ヴェゼルを背に横断幕
士気は高い
士気だけは実に高い
だが、隊長には心底申し訳ないが・・・
柳 「(正直厳しかろうなぁ・・・)」
暗澹たる思いは晴れない
スマホを車内に設置し、”地方競馬LIVE”をのぞき込む
佐賀競馬の発券終了間近の音楽が聞こえてくる
現場にいれば、それはもう狂ったように応援しただろう
しかし、無機質な画面越しでは、心はさめざめとしている
火の灯らない鉄火場は冷酷だ
競馬に詳しくないフジオカにも、なんとなく雰囲気が伝わったのか
言葉数は少ない
柳 「オッズがエラい事なってますねぇ・・・」
フジオカ 「勝てば単勝でも万馬券?」
隊長 「最低人気か、後ろから2番目ですか」
レースが近づくにつれ隊長の口数が減ってくる
しかしレースの展望を思えば憂鬱だ
『せめて1つでも上の着順を!!』
そんな願いを込め、スタートを迎えた
予想通り厳しいレースだった
ポジションは取れず、追走ですら遅れ気味
そして、最後の直線を向いた時にはもう、
画面からフレームアウトしていった
言い訳すら出来ない、盛大なまでの最下位だった
隊長 「(無言)」
柳 「ん〜・・・駄目だな。全然駄目」
なんつ〜か・・・
お通夜みたいな競馬観戦でしたね(汗)
それでも尚、隊長はツネライデンを追い続けるだろう
春雷、未だ遠く・・・
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フジオカ 「ライデンリーダーは分かったんだけど」
フジオカ 「”ガードリーダー”ってどっからキた名前なんだっけ?」
柳 「FF6のザコ・・・いや、ボスだな」
フジオカ 「え?そなの?」
フジオカ 「あの紫のヤツの名前じゃないの??」
柳 「そうねwわしもそう思っとったわw」
柳 「しかし、なんであんなマイナーなボスを」
柳 「・・・あれ?やっぱザコ敵だっけ?」
※ボスです
※追記
本プレイ日記作成途上の4月上旬
ツネライデンは登録を抹消されました
ありがとうツネライデン
そして、さようならツネライデン