※このプレイ日記は2020年5月1日に後援者の柳さんが製作したものです。
ロングソード連合が生んだ奇跡
それは、『逆転!太平洋戦争』と『権藤一佐』で
隊長と柳が知り合えた事
・・・などではない
こんなイカれた縁など、奇跡でもなんでもないw
それは、
隊長のごく近所にカワウソさんという怪しい隣人がいた事であり、
この二人が引かれ合うように出会った事じゃないだろうか
≪真夏のマラリアナックル≫
当然のように、カワウソさんはオフ会の常連となる
常連と言うか、最早博多の番人
≪天空のイカ息子≫
毎回我等の前に立ちはだかり、否応なく鬼の博多観光へ
と引き摺り込まれる
めくるめく”カワウソ地獄極楽ツアー2020”
向かうは海か、山か、はたまた地獄か極楽か
この春、オフ会に神が降臨・・・いや、カワウソが降臨する
ヴェゼルサーガ
”怪しい隣人・カワウソさんの章”
第2038弾
メガドライブミニ
PartB
【1・ハカタカワウソ(生態:多忙)】
カワウソさんは忙しい
仕事に忙しい
ご家族で忙しい
ゲーセン通いに忙しく、パチ屋巡回にも忙しい
また、夜な夜な色々忙しい
※注:全部柳の勝手なイメージです
まぁ実際、毎回お仕事の話をさせてもらうが、
本当に日々時間に追われながら、
かつ効率的に仕事をこなしてらっしゃるのは間違いない
カワウソ 「仕事中でもグリーン(ゲーセン)に行ったりしますけどね♪」
柳 「出来るオトコは余裕が違いますなぁw」
仕事量と自らの能力、そのコントロールが的確なのだろう
働きながら遊び、遊びつつ働く
そう、カワウソさんは忙しい
オフ会初日夜
隊長宅に上陸し、長旅の疲れで怠惰な醜態を晒す柳とフジオカ
柳 「カワウソさん、今日はいらっしゃる?」
隊長 「来たいって言ってましたけど、仕事が忙しいみたいですからねぇ」
柳 「大変ッスね〜相変わらず」
・・・あれ、このやりとり毎回してるような・・・??
そんな風に思っていると、決まって隊長宅のインターフォンが鳴り響く
隊長 「来た来たw」
この時の隊長の声は、必ず物凄く嬉しそう
カワウソ「お久しぶりです〜」
柳&フジオカ 「ご無沙汰してます!」
柳 「てか、痩せました?」
カワウソ「あれ?そうですか?」
食欲不振から体重減・・・
というわけでも無く、間食を控えた結果だという
確かに、カワウソさんは気づくと何かしら口にしている印象が強いw
以前のオフ会ではスーファミミニやPSミニを抱えての参戦
そして今回もその軸はブレない
メガドライブミニ片手に隊長宅に殴り込み
柳 「メガドラかぁ。実機はほとんど触った事ないけど、どれも
難しそうなゲームばっかだよなぁ(苦笑)」
カワウソ 「ミニのゲーム機達は配線が全部共通なんで、
コードばっかり余ってしょうがないですよ」
隊長 「個人的にはやっぱサターンミニが出て欲しいですよねぇ」
・・・噂だと、これらミニシリーズは全て”博打の勝ち銭”で
分捕ったモノらしい
なんとも羨ましい博才だw
カワウソさん合流で、弛緩した雰囲気が霧散する
オフ会が加速し始める
気付くとこんな流れ
これが毎回の流れ
言葉にした事は無いが、これが博多オフ会
”オフ会本番スタートは、カワウソさん合流から”
≪ミニサターン発売の時もお願いします♪≫
【2・ゲーマーカワウソ(生息地グリーン)】
初日の夜
長距離行軍を癒す夕食、そしてスーパー銭湯へと向かうわけだが、
その前後にゲームセンター”グリーン”を挟むのが、
博多の鉄板コースとなりつつある
≪誰が入るんだよw≫
以前は廃墟じみた雰囲気だった本ゲームセンターだが、
現在は抵抗感なく入店出来るエクステリアにイメチェン完了
隊長 「フジオカさん!ときメモのパズル玉しましょう!」
フジオカ 「やりますかw」
フジオカの好きなときメモキャラは朝比奈さん
・・・という事になっているが、そうなんだっけ?
そして、ゲーセン店内に
『好・き・とか〜 嫌いと〜か〜♪』
と、ときメモテーマソングが高らかに響き渡る
隊長とフジオカ爆笑
カワウソさんは大抵顔をしかめるw
『最初に言い出したのは〜 誰なのかしら♪』
柳 「原始人や!」
コレをやらないとオフ会じゃないねw
【天地を喰らうU】
カワウソさんお得意のベルトアクション系ゲーム
ハッキリ言うが、
プレイが上手すぎて一度始まるとなかなか終わらないw
カワウソ 「プレイが長すぎると、たまにココの店長が
妨害しに来ますよw」
柳 「100円でこんだけ遊ばれりゃ商売上がったりやもんなw」
隊長は”ウルトラマン”をプレイ
柳 「ネロンガ!?AC版だとこんなんおるんですか?」
隊長 「SFC版だとカットされてるんですよね〜」
カワウソさんの”天地を喰らうU”ほどじゃないが、隊長も上手い
”ストU”でコンテンパンにのされているので忘れがちだが、
隊長は普通にゲームが上手いのだ
しかし、奮戦虚しく”ブルトン”相手に玉砕
SFC版でもアホみたいにやり辛かったが、AC版もやっぱり強い
カワウソ 「ここ、上(2階)もあるんですよ。行きますか?」
二つ返事で快諾し2階へ上がると、そこにはビリヤード台と卓球台
『卓球やりましょう♪』
予想外の展開に
訊けば、隊長とカワウソさんは、以前にもここで卓球をした事があるのだとか
柳 「卓球なんざほとんど触った事ないぞ。てか、隊長は元卓球部じゃ?」
隊長 「ンフフ(余裕の笑み)」
経験者はダテじゃない
ウォーミングアップ代わりの総当たり戦では他3人を蹂躙
稀に繰り出すスマッシュは明らかに素人のそれでは無かった
その後、『博多組vs広島組』でダブルス戦
柳 「ダブルスって・・・ペアの人間と交互に打つってルールなのか。
初めて知ったわ」
フジオカ 「結構難しいな。打った後はどけないと邪魔ンなるし」
広島組の息は合わない
互いが互いを小馬鹿にし合う関係性の我らが、
息など合うワケがないw
博多組はどうだったのだろう?
傍目からは分からないが、とにかく楽しそうだ
カワウソさんは軽やかなステップと怪しい小ネタで相手を幻惑
この人・・・ホント、ゲームもスポーツも何でもセンスでこなすなw
フジオカ
現在でこそデ部に所属しているが、その昔はソフトテニス部
一応はラケット競技の経験者である
妙な回転を効かした小癪なサーブで相手を翻弄してくる
だが
柳 「バテとる!後半バテとるぞw!」
フジオカ 「うるせぇ!」
柳 「腹がそんだけ重けりゃ、そらバテるわなw」
フジオカ 「うるせぇってのw!」
勝敗はともかく、オフ会で卓球
それもまさかダブルス戦をやる事になるとは
『またやりたいですね』
と、各々が口にしゲームセット
カワウソ 「さぁ、風呂行きましょう♪」
ひと汗かいて、スーパー銭湯
食事、娯楽、癒し
淀みの無い美しき連携攻撃
カワウソさんが描いてくれるプランに乗っかてれば、オフ会は外れない
夜の博多の街を、カワウソさんのクルマが走り抜ける
その車内、見覚えがあるような無いような街並みを眺める
その瞬間が、とても幸せだ
≪カワウソさんの代打で連射するもまるでダメな柳w≫
【3・ウドンヤカワウソ(好物:かしわおにぎり)】
隊長 「自分達は全然それでいいですけど・・・」
カワウソ 「ホントにウエストでいいんですか?」
柳 「むしろウエストでお願いしますッ!」
旅をすれば現地のモノをかっ喰らいたい
高級で無くていい
特別なメニューや食材じゃなくていい
向かった先はうどんチェーン店”ウエスト”
『博多=豚骨ラーメン』
その認識は間違いでは無いが、それと同時に
『博多=うどん』
というのも、また間違いではない(らしい)
フジオカ 「せっかくだし関東に無いモノの方がいいですよ」
柳 「関東のうどん、これがまた微妙でねぇ・・・」
隊長 「”げぇぇ!こんなモン食えるか!”」
柳 「いや、そこまでは言わんけどなw」
博多のうどんは麺が柔らかい
カワウソ 「博多の人間はせっかちなんで、手っ取り早く平らげるのには
柔らかい方がいいんです」
柳 「はぁ〜なるほど〜。県民性ですねぇ」
隊長 「フジオカさん、ネギと天カス入れ放題ですよ」
≪麺が太い≫
余談だが、柳の住処付近にある某うどんは固い
コシがあるとか、そういうレベルを超えて固い
初遭遇の時、何かの間違いかと首を捻ったほどだ
柳 「やっぱうどんは出汁だよな。うめぇだろフジオカ」
フジオカ 「あ〜こりゃ旨いわ〜。関東にも出店して欲しい」
隊長 「フジオカさん、ネギと天カス入れ放題ですよ!」
『確かに旨いが、そこまでかw?』
半笑いの博多二人の目線が柳&フジオカに向けられる
そこまでのモノなんですよw
隊長は素うどんを入れ放題の刻みネギと天カスで要塞化
隊長 「フジオカさん、ネギと天カス入れ放題なんですよ!!」
流石に・・・ここまで強調はしてないかw
片やカワウソさん
うどんのお供には”かしわおにぎり”である
これがまた旨い
≪アゴ=トビウオ≫
うどんの出汁(アゴ出汁)に合って抜群に旨い
・・・この文章書いてて、また喰いたくなってきたわw
柳 「いや〜焼肉食い放題も嬉しいけど、やっぱウエストですな!」
勢いは収まらず、柳の強い希望で、二日目の夕食も
ウエストに雪崩れ込んだ
柳 「もつ鍋?うどん屋でもつ鍋が食えるんですかい?」
フジオカ 「しかもメチャクチャ安いしw」
博多名物もつ鍋
相場はよく分からないが・・・ウエストのそれは、
柳の感覚の半額程度だ
それでいて、これもまた旨いのなんの
柳 「うめぇなフジオカ!」
フジオカ 「アンタはそればっかだなw」
やたらリーズナブルなもつ鍋をかっ込み、〆はスープにうどん投入
うどん屋のうどんだ
旨いに決まっているw
ちなみにもつ鍋を提供している店は全店というわけじゃないらしく、
二日目は初日とは違うウエスト
ボケナスのように座っている柳を乗っけて、
カワウソさんの車はひょいひょい市内を駆け抜けいていく
勿論、カーナビなど無しでw
柳 「(コレが逆の立場だったら・・・こうも案内する自信無いな)」
博多のお二人が関東に遠征するプランが、おぼろげながら
有るとか無いとか
ただ、即座に柳はこう返してしまった
『何しに来るんですかw?』
旅費に見合った観光、出来るだろうか?
その資金でかしわおにぎりを食ってる方が幸せのような気がするがw
このように、カワウソさんはオフ会の頭脳であり、
機動力そのもの
そんなカワウソさん抜きのオフ会なんて開催した日には・・・
≪旨いけどねw≫
”うまかっちゃん”喰ってお仕舞いでも、なんら不思議はないw
それにしても・・・
≪うどん伝来、発祥の地 博多≫
・・・他県の人間、知ってる?
知らんよなぁ(苦笑)
【3・メガドラカワウソ(セガ目16ビット科)】
隊長の言葉を拝借すると
”長剣連合は一応ゲームサイト”
である
(※近年では佐賀競馬の話題でゲーム部分は蹂躙されているがw)
だからというわけでもないのだろうが、
食事や観光といったイベントの間隙は大抵ゲームで埋まる
今回の主役は、カワウソさん持参のメガドライブミニ
前述したように、柳はメガドラに触った事など数える程しかない
柳 「しかし・・・知らんゲームばかりだ」
セガの放った名機、メガドライブ
一応、オフ会参加者全員がメガドライブリアルタイム世代ではある
が、メガドラを持っていた友人なんて何人いただろうか??
自分含め、大抵の小学生にとって大本命はスーパーファミコン
あの白い本体に見慣れた小学生時分、
初めて目の当たりにした漆黒のメガドラの存在感は格別だった
だが
柳 「やたらめったら難しいゲームが多かった記憶が・・・」
居並ぶのは”死んで覚える”アクションゲーム群
この手のゲームは苦手な上に、死ぬ度にイラつくので
正直嫌いだ(苦笑)
いくつか触り程度プレイしたので簡単にご紹介
【魂斗羅”ザ・ハードコア”】
タイトルからして高難易度
隊長と協力プレイするもステージ1で玉砕
【ヴァンパイアキラー】
FC版、SFC版のシリーズはプレイ済
どちらもうんざりするくらい難しかったが、MD版も言うに及ばず
ちょっとばかり進んだものの、あっさり力尽きる
【ガンスターヒーローズ】
カワウソさんがアツくその名作っぷり語ってくれたが
『良く出来てるけど、なんか難しかった・・・』
くらいの印象しかない(苦笑)
やり込めばその名作たる由縁が分かるハズなのだろうけど
【レンタヒーロー】
隊長 「サターンの”ファイターズメガミックス”にキャラが登場
してるんですけど、知ってます?」
柳 「発売日に買いましたよ。あっという間に死ぬほど
値崩れしましたがねw」
カワウソさんのセーブポイントからプレイ
柳 「ほぅほぅ、情報を集めて街をウロついて・・・」
柳 「で、無法者に絡まれぶん殴り合うのかw」
柳「ここは神室町かw昔からセガの街は世紀末仕様なんだな」
【コミックスゾーン】
個人的には本作が一番衝撃的だった
タイトル通り漫画を舞台にした作品で、
漫画家が自身の漫画に引きずり込まれる事から物語が始まる
漫画のコマ割りがそのままステージに!
その中で躍動するキャラクターの動きが、メガドラ時代の
それとは思えないほど流麗だ
柳 「いや〜こりゃスゲェわ」
カワウソ 「でしょう。ソフトはプレミアも付いてるみたいですよ」
柳 「・・・が、難しい。いや、俺が下手なだけかw?」
メガドラミニには、本作以外にもプレミアが付いているような作品が
何作か収録されているのだとか
収録作品数も、スーファミミニの倍を誇る実に42作品
実に大盤振る舞いの1台だ
カワウソさんが力強く
『コレは買いですよ』
と訴えるのも納得というものだ
≪一片の悔いなし≫
隊長 「大魔界村もありますよ♪」
柳 「絶対やんね〜スw」
確かに難易度の高いアクションやシューティングが多い
隊長も苦笑する
隊長 「ヴァルケンならともかく、このレイノスは多分無理(苦笑)」
ただ、任意のタイミングでセーブ&ロードが可能
時間確保が厳しい社会人であっても、
じっくりと腰を据えて取り組めば攻略はきっと可能だ
≪鬼コンティニュー宣言≫
まぁ、死ぬまくるけどね
鬼のように死んで死んで死にまくるろうけどね
本気でこのゲーム群に立ち向かうとすれば、どうなるだろう?
≪匙ブン投げ≫
柳は早々に匙をぶん投げ、隊長も大苦戦
最終的にはカワウソさんが期待を一身に背負い、ボスに
突進していく姿が目に浮かぶ
こういう時だけは思う
『ここらの近所に住んでたらなぁ』
と。
夜な夜な空いた時間に集まって、世間話を交え
レトロゲームに立ち向かう
安価で手軽な、最高に贅沢な時間になるだろう
・・・一人でやれ?
ほどなく心が折れて、あっという間にぶん投げてお仕舞いだよw
まぁ、叶わないからこそ、オフ会の夜は尊い
何の変哲もない普通の時間こそが、得難く、有難い
こうして初日の夜はふけていく
佐賀競馬場出撃に替わる、”大宰府強襲”の二日目に続く
≪ロードラッシュU≫
柳 「しかしなんてセリフだw世紀末過ぎるだろw」
カワウソ 「今のゲームじゃ出来ないですよねw」
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グリーン2階
何故か部屋の隅に懸垂器具
ぶら下がらずにはいられない
柳 「あ〜〜〜全身が伸びる〜〜〜・・・」
柳に続き隊長も飛びつく
運動大好き長剣隊長
パワフルかつ身軽さは健在だ
柳 「フジオカ、お前も懸垂するか?カラダ伸びて気持ち〜ぞ♪」
フジオカ「・・・出来っかな」
柳 「出来るわきゃね〜〜だろw」
フジオカ 「テメェこのヤロ!」
威勢よく飛びつく
で、出来ないw
やっぱり出来ない
『まるで”あんこうの吊るし切り”だなw』
と、柳がゲラゲラ笑っていると、フジオカの蹴りが飛んできた
蹴られつつも尚、馬鹿笑いする柳
騒がしい連中でスミマセンw