※このプレイ日記は2013年10月18日に後援者の内藤さんが製作したものです。

第８５３弾



バトルロボット烈伝

ク〜ル〜な〜ま〜な〜ざ〜し〜ホットなハァ〜トォ〜


俺が噂のナ〜イ〜ス〜ガイィィィィ〜



内藤さっ！

お早うございます。お初にお目にかかります。内藤と申します。この度長年の夢でだった

ロングソード連合にプレイ日記を投稿

を果たすことが出来ました。拙い日記を受け取り掲載していただいた隊長の心の広さ

ただただ感服です。この場を借りてもう一度お礼申し上げます。

連合の存在自体は400弾辺りから知っており、時々暇つぶしに見ていた筈がいつの間にか

ブクマに入れるようになり、毎日チェックするようになり今日に至ります。

日々皆さんの日記を見ているうちに自分も日記を書いてみたい。あの作品はまだ日記になってないのに！

等と考えるようになり、今日の日記投稿の運びとなりました。

通常HPは管理人＋αの少数で運営する事が多いと思いますが

LS連合の様な読者参加型のHPだからこそ今まで見続けてきたんだと思います。









さて、前置きが長くなりましたが今回紹介するのは1995年バンプレストが発売したバトルロボット烈伝です。

バンプレといえばスパロボ、スパロボといえばバンプレなイメージが強いですがスパロボ以外にもロボットSRPGを出しています。

このゲームはSFCからセガサターン、プレステに移行する前に発売されたソフトなので



のように戦闘画面のロボット達はかなりカッコよく描かれています。

スパロボがSD化したロボット達の戦いを描いているのに対してひたすらにリアル路線。

それがまた違う味を出していますね。

私がこのゲームに出会ったのは小学生・・・ではなく極めて最近です。

友人の家のマウンテンサイクル





画像はイメージです



という名の押入れから出てきたのを彼の家でプレイしました。

このゲームはどんなゲームなの？


話を要約すると地球ではないが地球に似た環境を持つ惑星ウルズを舞台に

リアル等身になったサンライズロボットオンリーで展開されるスパロボです。

主人公であるアーク青年はデュプリケーターと呼ばれる装置で地球（や他のサンライズ作品の宇宙）から

呼び出されたガンダムやダンバインを指揮、圧政を強いるゲルスター帝国に対して戦っていく訳です。

が！なんとこのアーク青年。主人公の癖にロボットに乗らないし戦いません。

戦艦からやれアムロだのショウだのに指示を出し戦わせるだけです。

この戦わせる、がこのゲームのポイントになっていましてウルズ人は戦闘能力が低くまともに戦うことが出来ないんです。

そこでデュプリケーター






繰り返しますが画像はイメージです



で召還したνガンダムやダンバインなどに代わりに戦わせるという。

要するにアムロ達はスパロボしてると見せかけて代理戦争の道具にされてるんです。

デュプリケートされた各作品のキャラ達は総じてブランチ、もしくはブランチ戦士と呼ばれておりなんと

元の世界のオリジナルのコピーなんです。

元の世界のオリジナルはコピーされた事にさえ気がつかず、更にブランチは死亡してもまた召還すればいいという。

各作品の主人公がただの戦争のコマ扱いされている訳です。

その為キャラがあまり大切にされていないと感じる人もいるようで人を選ぶ作品といえます。





ゲームの出来栄えは？


上記の画像のとおり戦闘画面はかなり力が入っています。

フィンファンネルはちゃんと飛んでいくしオーラソードはしっかり斬りかかる。

正直戦闘シーンの迫力だけで言えば後のスパロボ作品を完全に超えています。

また音楽もしっかりしています。

逆シャアのメインテーマはスパロボに先駆けて再現されていますし

ザブングルなんてスパロボより参戦が早いです（ザブングルのスパロボ初登場はα外伝）

ダンバイン、エルガイムも数ヶ月前に発売された第四次スーパーロボット大戦よりもオープニング曲の出来栄えはいいです。

プレイさせてくれた友人もカッコ良さと音楽に魅せられてずっと聞いていたと証言しております。




ダメなトコもあるの？


残念ながらあります。それも結構致命的なのがいくつか。

第一に、仲間が増えると最大５体のロボットでチームが組めるんですが

自分で捜査できるのは任意の一体のみです。他は全部オートです。

好きなロボットを使いたいというのがこの手の作品のプレイ動機な人は多いと思いますが

見事に裏切っています。残念なところです。

次に各ロボットの主題歌は最初の登場したエリアと終盤の２，３回しか聞けません。

サウンドモードもありません。音楽がいい作品なのに。

戦闘のテンポがいいので毎回主題歌を流すとサビどころかBメロ辺りで切れてしまうからかも

しれませんが任意で曲を選ばせる機能が欲しかった。


後は各主人公たちが完全に戦争の駒扱いな所。

賛否両論と思いますが個人的にはいただけません。

最後は宇宙に上がったラスボスを追いかける展開になるのですが

ここでアムロ達が口々にアークは一緒に戦ってきた仲間だ。と言います。

私としてはこれには賛同しかねます。

アークもロボットに乗って死に掛けたりしてれば別ですが安全圏から命令だけしてる奴を仲間って・・・

ラスボスはブランチ達に自由を与えるために中盤で帝国を裏切って戦争を起こすのですが

此方の方が正直感情としては頷けてしまうんですよね。

スパロボではガンダムやダンバインやエルガイムが同じ世界観に存在することに特に説明が無いこともあり、

でも違和感無く溶け込ませているのに

無理に異なる作品を同じ世界にブチ込んだのに理由をつけたらこうなった

というのが残念でなりません。




最後に

色々難癖をつけてしまいましたが実は３周するほどこのゲームは好きです。

死んでも代わりはいる、というまさに綾波状態




のブランチ達の葛藤や内面を描いているシーンの描写は共感できますし、

原作のライバル同士の戦い。これはやはり胸が熱くなります。

皆後継機の存在を知っていたのに一人だけ原作序盤で召還されたため

後継機の存在を知らないジロンなど召還のシステムも小ネタになっており

そこら辺の魅せ方はやはりバンプレスト、上手いなと感心しました。

ラスボスがとある有名なお方な所などは本家スパロボではやれませんからね。違和感も無いですし。

一体しか動かせないのもなれるとプレイの手間が省けて結構いい物です。

ただオーラソードじゃなくオーラショットばかり使うダンバイン！テメーはダメだ！

（私はダンバイン大好きですｗ）

一応PSで続編が出ていましてそっちではウルズ人もロボットに乗って戦うようです。

そしてネタバレになりますがその作品の主人公は・・・







シャアの孫という驚愕の設定です！








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