※このプレイ日記は2013年12月11日に後援者のナギさんが製作したものです。
第937弾
さらば宇宙戦艦ヤマト
愛の戦士たち
※ストーリーとしてはプレイ日記第763弾の続きです。
「土星衛星圏に入りました」
「よし、蒼皇さんへ通信つなげ」
「メインパネルに繋ぎます」
「少々遅れて申し訳ない。ただいま到着しました」
「帝国主義なナギさんにしては珍しい遅刻ですね」
「蒼皇さん、字が違う。字が。“帝国”じゃなくて“定刻”」
「あれ? そうでしたっけ?」
「がははははははは!」
「ん?」
蒼皇軍参謀 「定刻主義な人に対して帝国主義とは、こりゃ面白い!
蒼皇殿もやはり年“相応”にご冗談がお好きだ。がっはっはっは!」
「やれ」
「はっ」
「…………」
「…………」
「どこまで話しましたっけ?」
「遅れて来た件に関してですな」
「ああ、そうでしたね。遅参されたのは何かトラブルでも?」
「途中の天王星宙域で、キリュウさんやぼばさんが乗艦する艦が
白色彗星帝国の駆逐艦に襲われてましてね。その救援で時間がちょっと」
「余計な事を……」
「何か言いましたかな?」
「いえ、別に何も。それは大変でしたね」
「で、今回はいったい何が?」
「皆に召集をかけたのはですね。白色彗星帝国の艦隊が侵攻してきていましてね。
それの撃退が必要になったわですよ」
「ほう、何故彗星帝国が」
「さぁ、私にはさっぱり何が何だか。アヴァロン軍が彗星帝国と手を組んだ、
などという噂があるらしいですが、その真偽まではわかりませんしね」
「どうやらナギ殿が合流したようですな」
「ギリギリとは言え、戦闘開始に間に合って良かった。
戦力が少ない今は1隻でも多いにこしたことはないからな」
「ここでセロ殿にお願いがあるのですが」
「改まってどうした、孔明」
「旗艦を本艦からナギ殿の『ヤマト』へ変更してくだされ」
「何を言い出すんだ、孔明」
「旗艦としての『アンドロメダ』に思いいれがあるなら、私達が『ヤマト』へ移動し、
彼らに本艦へ来てもらう、というのでもかまわないわよ」
「弥生先生まで一体何を言い出すんですか」
「どうしても聞き入れてくださらないですか?」
「どうしてもだ。旗艦変更の要なし!」
「……止むを得ませんな。
では、今回の作戦行動に関しては私に一任していただけますかな?」
「内容次第だが、どういった内容だ?」
「作戦内容はこちらに記載してあります」
「……特におかしな点は無さそうだな」
「本戦闘の作戦を説明します。
我が君セロ殿が座乗する戦艦『アンドロメダ』が敵旗艦目指して単身中央突破を
仕掛けますので、ナギ殿、蒼皇殿は周辺の敵艦の排除し、
『アンドロメダ』の敵中央部への突入の支援をお願いします」
「しかし、いくら『アンドロメダ』が重装甲重火力とは言え、単身突入は危険では?」
「……セロ殿は死に場所を探しておられるのです」
「…………」
「……そういう事ならいたし方ありませんな。我々で出来る限り支援はしましょう」
「引き止めるのは野暮ってもんですしね」
「お心遣い、感謝いたします」
「孔明、空耳かもしれないが、さっき私の死に場所がどうとか言ってなかったか?」
「空耳ですな」
「いや、言っただろ」
「空耳です」
「言っただろ」
「空耳です」
「言」
「空耳です」
▲土星宙域に集結した艦隊。
左奥から順に『天龍』『夕立』『土佐』『薩摩』『ヤマト』『アンドロメダ』
『加賀』『龍田』『綾波』
「監視衛星からの情報では敵の数は40を超えてるそうだ」
「我が方の倍以上ありますね……ここは戦力分散という愚策を犯しても、
左右に分かれて挟撃を仕掛けた方が敵を撹乱させやすいかもしれません」
「なるほど……それなら左翼は蒼皇さんにお願いします。
戦艦『土佐』、巡洋艦『天龍』、駆逐艦『夕立』の指揮をお任せします。
自分は戦艦『加賀』、巡洋艦『龍田』、駆逐艦『綾波』を率いて右翼に向かいます」
「了解しました。我が智謀の前には赤子に等しいことを思い知らせてやりますよ」
「にしても、大きいですね、『アンドロメダ』」
「うむ。現在保有されている艦艇で最大規模だからな」
桐生 「戦艦『アンドロメダ』は全長280m、排水量は10万トン。
艦隊旗艦としての機能はさることながら、艦隊単位での指揮も可能となっており、
戦略指揮戦艦とも呼称されることもあるようです。
兵装は艦首に装備された連装の拡散波動砲の他、51サンチ3連装ショックカノン4基、
多数の格納式対空兵装を備えています。
建造初期には『春藍』と命名される予定だったようで」
「そろそろ時間だ。進撃開始」
副長 「了解。進撃開始。僚艦に発光信号送れ」
「わ、私、まだ喋ってたのに……」
一般兵「左翼、右翼の艦隊が進軍を開始しました」
「我らも動かねばなりませんな」
「うむ。全速前進」